三沢行きの夜行バスはあるにはあるが、三沢への展開を決心したときには満席となっていた。もっと早く決心していれば…………
次の案として、三沢前泊を考えたが、三沢はおろか八戸のホテルも満室。
八戸へ行く夜行バスもあるが、八戸の中心部は新幹線と青い森鉄道の八戸駅周辺ではなく、八戸線の本八戸駅周辺を言うようで、夜行バスの行き先もそっちを行き先にしているし、到着も遅い。
その中で、盛岡・八戸行きの高速バスを見つける。たまたま空席があったので予約する。しかし、本八戸駅到着は0840i。八戸駅へ出て、三沢駅に行くのでは10時前になるのではないだろうか。
しかし、そのバスは0615iに盛岡駅西口に着く。盛岡駅から新幹線に乗り、八戸駅で青い森鉄道に乗り換え、三沢へ行くことにする。しかし、問題は盛岡から先の東北新幹線は全車指定席ということ。わざわざ高い座席指定を受けるよりは、安い立席特急券を使って立って行った方がいい。
みどりの窓口できっぷを買うときにやや面倒くさかったが、どうにかきっぷを揃えた。
19時過ぎに家を出て、バスにて平塚駅へ。普通電車で川崎駅へ。川崎駅の地下街を出たところに名代富士そばがあったので夕食にする。
富士山もりそば。そば3玉を富士山のような円錐形に盛ってくれるものと思っていた。少なくともサンプルにはそうなっていた。しかし、じっさいは半球形。ちょっと残念。名代富士そば様におかれては、富士山もりそばを円錐形に盛る容器を作っていただきたい。
夕食の後は、チネチッタ川崎へ立ち寄る。時間が良かったのか、噴水ショーが行われていた。スマートフォンでここまで撮れたが、ミラーレスに三脚据えて、長時間露光とかしてみたい。
11月10日に劇場公開される「駒田蒸留所へようこそ」https://gaga.ne.jp/welcome-komada/の前売り券を買う。1,600円だが、クリアフォルダが付くという。A5サイズぐらいだろうと思っていたらA4サイズで、うれしい誤算だった。
高速バスのバス停でバスを待つ。
昼行の名古屋行きと夜行の名古屋行きがある。大阪行きのバスが意外と多い。川崎からの乗客は4名程度だったが、新宿からの乗客で満席になるらしい。睡眠導入剤が効いて、バスが新宿に着くより前に意識を失う。
目が覚めるとバスは岩手県に入っていた。ほどなく盛岡駅に到着。
盛岡駅新幹線改札内のNewDaysで朝食のおにぎりを調達。松島で絶食を強いられた反省をもとに、昼食のおにぎり弁当も調達しておく。
はやて93号は空席が多く、立席特急券で着席することができた。八戸駅で青い森鉄道に乗り換え。自動改札機2台では足りず、臨時のきっぷ売り場に加え、改札口の窓口でもきっぷを売っている。往復乗車券を買う。
写真の電車は三戸行き。三戸駅は青森県と岩手県の県境近く。三沢にはいかない。電車に整列乗車。運よく優先席に座ることができた。八戸駅から三沢駅までは20分。
八戸駅にも顔はめがあったが、三沢駅にもあるとは思わなかった。好きなのかな?米軍基地もある町なので、背景は星条旗になっていた。
シャトルバスが運転を始めていて、待つことなく乗れた。前乗り前降り。中央の扉は車椅子専用乗降口として使われているらしい。青い森鉄道はICカードは使えないが、バスは使える。ICカードリーダーは乗車用と降車用の2つが付いていた。
10分程度で三沢市役所前のバス停に到着。市役所から正門まで500m歩く。せめてアメリカ広場の前で降ろしてくれないかと思うが。
さらに200mほど歩いたところの駐車場に設置された手荷物検査場で、鞄を開けて目視による荷物検査と金属探知機による身体検査を受ける。無線機は持込禁止だったので、広帯域受信機が見つかったときには焦る。「電波は出さない受信機です」と言って無事通過する。
手荷物検査場からさらに1300m歩いてようやくエプロン地区に到着する。米軍基地は広い。
オープニングフライトは終わり、F-35Aの機動飛行が始まっていた。